FX YUNOSUKE · 勉強法
FXの過去検証は、過去のチャートで決めた売買ルールを試し、損益と判断の再現性を確かめる作業です。最初に決めるのは手法の数ではなく、「何を、どの条件で記録するか」。この5ステップで、一つのルールを同じ基準で見直せる形にしましょう。
ゆうのすけ① 通貨ペア・時間足・期間を決める
通貨ペアと時間足を一つずつ選び、開始日と終了日を先に書きます。結果を見てから都合のよい期間だけ残すと、手法の弱い場面が隠れます。
チャートを1本ずつ進められる機能と、表計算やノートを用意しましょう。
② 入る条件だけでなく、出る条件も書く
「上がりそうなら買う」では判断が毎回変わります。セットアップ、注文の合図、損切り、利確、見送り条件を短い文章にしてください。
例えば「終値で条件を確認した後、次の足で判断する」と決めたら、同じ足の都合のよい価格で入ったことにはしません。
| 順番 | 残すもの |
|---|---|
| 準備 | 通貨ペア・時間足・期間 |
| 条件固定 | 注文・決済・見送りのルール |
| 記録 | 判断時点の画像と結果 |
| 集計 | コスト込み損益と損失の深さ |
| 再確認 | 未使用期間・デモでの結果 |


③ 未来を隠して、該当場面を順番に記録する
先の値動きが見えると、無意識に勝つ形だけ選びがちです。判断時点より右側を隠し、条件に合う場面を順番に記録します。
迷った場面も削除せず「判定保留」と残すと、ルールの曖昧な箇所が見つかります。
④ コストを含めて集計し、⑤ 別期間で確かめる
勝率に加えて平均利益、平均損失、連敗、最大ドローダウンを確認します。売値と買値を再現できない検証なら、スプレッドなどのコストをどう見積もったか明記しましょう。
改善に使った期間とは別の期間で再確認し、最後にデモで操作と判断のずれを調べます。
ゆうのすけの検証例:CTLBの条件を言葉にする
このブログの以前の検証記事では、カウンタートレンドラインブレイク(CTLB)を扱っていました。条件は、起点と2点目が実体更新のダウトレンドを形成すること、2点を結んだ延長線へ3点目が反応すること、3点目を確認した後のブレイクを合図にすることです。
こうして条件を書いたうえで、時間足・方向・決済方法・コストをそろえて集計します。以前掲載していた集計はスプレッドを含まず、時間帯なども混在していたため、その数値だけを実運用の成績として扱わないことが重要です。
今日やることは、一つだけ
まずは条件表を1枚作り、最初の1件を記録する。
よくある疑問
Q. 何回やれば十分ですか?
すべての手法に共通する回数はありません。件数に加え、期間や相場環境の偏り、ルールの再現性を確認します。
Q. 検証で利益が出たら本番でも勝てますか?
過去の結果は将来の利益を保証しません。約定価格、コスト、操作、判断の遅れも別に確かめる必要があります。









